下関ブロックからのお知らせ

平成30年度 介護事例研究会に参加して

平成30年度 介護事例研究会に参加して

                               黒瀬 賀代子

 

 平成31年3月22日(金)、川中公民館にて開催の介護事例研究会に参加しました。今回は2事例だけでしたが、自己研鑽ができて、各発表者に感謝したいと思います。

 1例目の「独居の認知症利用者を支える(遠方に暮らす家族との連携)」は、昨今増加傾向にある困難事例であり、大変興味深く拝聴しました。開錠してもらえず入室出来ない段階からのアプローチから始まり、遠方の家族とは常日頃から連携をとりながら、様々な段階を経て、次第に心を開いていく過程は、大変すばらしかったです。

 2例目の「水分の大切さ500㏄から1800(QOLの向上)」は、<一日の水分摂取量を1500㏄以上にする事により便秘解消><「認知症の周辺症状緩和><経管から経口食事摂取へ><おむつゼロ作戦>など画期的で科学的な手法です。この手法はチームワークが非常に大切で、大変な苦労をされたことでしょう。いずれも、国際医療福祉大学の竹内教授の講義内容を参考にされた事例でした。また、河本会長の総評も大変勉強になりました。

 終了後の座談会でのフリートークがとても楽しく、貴重な時間を過ごすことができ、ありがとうございました。