研修会・講習会 実施報告

平成26年度山口県介護福祉士 代議員総会及び講演会実施報告

平成26年度山口県介護福祉士会代議員総会及び講演会実施報告


5月18日(日)、山口県社会福祉会館にて(社)山口県介護福祉士会代議員総会並びに講演会が実施されました。
午前中に、日本女子大学教授久田則夫先生をお迎えし「介護記録と権利擁護~なぜ記録の充実が求められるのか?」と題して、ご講演いただきました。
久田先生が現場との関わりの中で学ばれた経験を元に記録を充実させることが、業務の在り方を見直すことにも繋がるということを話されました。
その中で、「健全なる危機意識と問題意識をもって働く。権利侵害は油断をすればどこでも起こるということを胸に刻む」・「記録はうそつかない・記録は業務レベルを物語る重要な指標となる」などの言葉は、特に心に残りました。そして、参加された方々にとっても「記録に残す」ということの意義を改めて考えさせられた良い機会になったのではないかと思います。
今回の講演で学んだことを、先生が講演の最初にお話されていたように、介護福祉士として、職場で働く仲間に着実に届けるメッセンジャーになれるようにがんばっていきたいと思います。
午後の総会におきましては、上程された平成25年度の事業報告・決算報告及び平成26年度の事業計画・予算及び役員(理事)の変更は、すべて承認、可決されました。
今年度の事業に際しまして、皆様にご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
研修への多数のご参加をお待ち申し上げております。

文責:石光

 

 

 
【代議員総会並びに講演会実施後に頂いたアンケート】


① どの事業所に属していますか?

介護老人福祉施設 13人
介護老人保健施設 21人
訪問介護事業所 15人
デイサービス・デイケア 8人
グループホーム 7人
介護療養型医療施設 3人
障害者支援施設 1人
病院 18人
その他 15人

  ≪その他内訳≫
有料老人ホーム3人・小規模多機能1人・養成校1人
居宅介護支援事業所7人・養護老人ホーム1人
特定施設1人・その他1人

 

② 職種を教えて下さい。(複数回答あり)

介護職員 70人
介護支援専門員 18人
生活相談員 4人
ホームヘルパー 14人
看護師 0人
その他 2人

≪その他内訳≫
障害者支援施設管理者1人・教員1人・無回答1人

 

③ 本日の講演はいかがでしたか?

大変良かった 83人
良かった 17人
期待したほどではなかった 0人

無回答1人

 


・日頃、記録は書いておりますが、あらためてポイントなどが分かり勉強になりました。
・今日勉強したことを施設に戻って、他の職員に伝えたいと思いました。
・現在の記録で、これはどうなのかな?という疑問点が解決したような気がしました。
・前回の研修を参加した後、自分の記録を見直すと、やはり“拒否”や“促す”と言う言葉を使っていました。それから書き方を変えたようにしましたが、今回、再度講演を聴きまだまだ直すべき物が多いと感じました。これからも、利用者様・自分を守れるような記録の書き方を目指していきたいと思います。
・お話を聞いて自分の記録の書き方で当てはまる所が多くあったので、学んだ様に注意しながら記録に残して行こうと思いました。
・日々、心掛けている事や、分かっているつもりではあってもなかなか実践出来ていなかった事をしっかりと話して下さり、「やっぱりこれで良かったんだ」「やってはいけなかったんだ」と思い返す事の多い2時間でした。本当に有意義な2時間でした。ありがとうございました。
・記録のふり返りの重要性を改めて感じた。自分の記録・他スタッフの記録の書き方を見直していきたい。
・例文等、非常にわかりやすく説明していただいて、皆にも伝えやすいと感じた。
・分かりやすいお話でした。
・普段の記録の不正確さに気づくことができました。意識を持って、明日から業務に活かしていきたいと思います。1歩1歩、前進できるよう意識をして記録を残したいと思います。
・記録は「である調」と聞いてはいましたが、実際は難しく、主観が入ることもよくあります。客観的に短くていいとわかり、良かったです。
・とてもわかりやすく、記録の重要性を再認識することが出来た。今日学んだことを持ち帰り、まずはユニット単位で実践していきたい。
・とても分かりやすく、記録の大切さの再認識ができた。施設に帰り、正しい書き方をしっかり伝えたいと思った。
・記録を残す時にいつも誰もが分かり易いようにと心掛けている。今回研修を聞き、改めて注意しなければいけないことが確認できよかった。職場に戻り、みんなで共有しよりよい記録になるよう勉強会を開くようにしたいと思う。
・今までやってきた記録の間違っていたところと間違ってなかったところが分かって良かったです。一人の平社員が組織を変える程の発言力はないですが、個人の意識としてもっていきたいです。
・現場で働いている時に聞きたかった。学生に伝えていけるよう、自分の中で整理したい。
・各施設で記録の書き方が違うが、根本は抑えておかないといけないと思った。
・毎日、何げなく書いている記録ではありますが、これからの業務に活かせる、とてもよい時間を過ごすことができました。ありがとうございます。
・早口で話され、先生の言葉が聞き取れないことがありました。これまでの記録に対しての意識が変わりました。記録の大切さがよく分かりました。
・大変分かり易かったです。今回の内容を職場で研修します。
・使用してはいけない用語が分かりやすかった。
・記録の重要性、どのように記録を書けばよいか、具体的に説明されよく理解できた。
・現場で気になっていたことが多くでてきて自信が持てた。又、学んだことも多くとても参考になった。内容・伝え方もとても良かったです。
・主観、客観の違い、記録の重要性が良くわかった。
・講義が聞きやすく、納得できる内容が多かった。
・カルテに観察記録をすることがあるので、講演は今後の業務にとても為になりました。記録の書き方に対して、他人に与える印象、その記録が利用者にとっていかに重要かを知るいい機会になりました。ありがとうございました。
・以前、同じ内容の研修を受けたが、改めて学びなおすことができて良かった。
・とても分かりやすく、大変勉強になりました。記録の重要性がよく理解できました。
・記録の大切さがよくわかりました。自施設での見直さなければいけない課題が見えてきましたが、どう取り組むか、進めていくか、どう皆に理解してもらうかが…困りました。がんばります。
・職員の人材育成の資料として使わせて頂くことができるとても良い話でした。ありがとうございました。
・自分が失敗したことなどをきちんと記録に残すことの大切さ、必要性を学ぶことができた。
・自分の記録の書き方や職場の状況を振り返ることができた。今後、気をつけて行っていきたい。
・記録を残す事の大切さをもう一度認識しました。これからの仕事の場に活かせるように努力したいと思います。
・久田先生のお話は、いつも現場の状況を理解されているがゆえ、ひとつひとつ身に染みて反省すること、又、学ぶことが多い。分かりやすく、帰ってからもみんなに広めたい。
・とても分かりやすい研修で面白かったです。もっとお聴きしたいです!今日この場に居る人(職員)だけが、先生の話を直接聞いて心を改めることが出来たとしても、明日からの自分の職場が変われるか不安。自分が伝えていくべきだが、新人の為、先輩方に分かっていただけるどうか不安なので、是非、自分の職場でも先生の講義を聴けたらと思ってます。先輩のやり方がすべてになっている現状が悲しいです。うちの病院では記録の指導もないまま先輩のやり方を同じ様にカルテ記入等することが当たり前になっています。とても残念なことだし、分からないままやっているので不安でした。今日参加できたことに感謝しています。自ら実践していきます。
・”記録”は大切とは理解していたが、今日の研修で改めて基本に立ち返ることができました。
・何度も久田先生の講演を聞いているが、記録の確認や振り返りができた。明日からの業務に活かしたいと思う。
・新人研修で、記録については指導していなかった。今後は、どう指導していくかを検討していきたい。
・記録をしていく事で、業務中の意識が変わり職場のレベルも上がることが理解できました。又、具体的に書いてはいけない表現や正しい記録の方法も良く分かりました。
・介護記録で見落としていた部分へのアドバイスが資料にあったので、これから、記録を書く上で大変勉強になりました。
・間違った記録、無駄な記録を残していた事が分かりました。今回、参加できなかった職場の方に伝え共通認識を強化できればと思います。
・さっそく明日からの記録に実践してみます。すごく分かり易い記録の方法の講演でとてもうれしい講演だった。
・日頃の自分の記録の書き方を振り返ると同時に利用者への対応を振り返り、反省することができた。
・ありのままを書くことができるように、日頃の言葉遣いなどに気を付けていきたいと思う。利用者に尊厳のある対応やあ記録の書き方をしていきたいと思う。
・家に帰りもう一度勉強します。
・自分の記録を振り返り、あらためて記録の大事さ、必要性を感じ明日からの仕事に活かし職員との共通認識として伝えていきたいと思いました。
・本当によく理解できた。新人についてのことも理解できた。すぐに実践していこうと思う。
・日々、書いている記録をもう一度見直し、他職員へも本当に伝えていかなければならない
と思いました。
・今まで間違った記録の書き方を多くしていた事に自分自身とても驚いている。今後は十分に注意しながら良い記録を残していきたい。
・細かな言葉の書き方、よくない書き方、困っている現場でのことなど、実践していることについて、解りやすくお話しを聞くことができた。
・日頃、何気なく拒否という記録を残していた。今後は職場でも注意を促したい。
・自分を振り返ることができた。記録の大切さが整然と分かりやすかった。
・いつも大変刺激になり、面白く、大変大変勉強になります。先生の人間的な部分もとても魅力的で、いつも聞き入ってしまいます。是非またお願いします。
・今後の記録で注意していこうということをたくさん学べました。もっと利用者さんに目を向けなければと改めて感じ、反省しました。とても勉強になり、講義も楽しくあっという間の時間でした。
・記録がなぜ大切なのか、より大きな責任があるのだと知った。プロとして広めていきます。
・記録の書き方、方法を考え直すことができた。現場で実行してみようと思います。
・介護記録の書き方では、事実を記入することの重要性が良くわかり勉強になりました。
・何回聞いても久田先生の話はためになります。ケアマネですが、今後、記録の書き方を変えて行きたいです。
・当事業所には、マニュアル、資料、データが少なく問題が発生した時にその都度バタバタしています。今後はデータの積み重ねが大切だと感じたので、明日から実践していきます。
・記録の基本が再度理解でき、直ぐに実践出来ます。資料は他の職員に直ぐ伝えることが出来ます。新人研修に記録の大切さが伝えられます。
・すごく分かりやすく楽しく講演を聞くことが出来て良かったです。今日、学んだことを今後活かしていきたいです。
・記録について、また見直して事業所全体でレベルアップしていきたいと感じました。悪い例など具体的にあったのも分かりやすかったです。ありがとうございました。
・記録することの大切さが分かりやすかったです。今までの方法でどこがどのように間違っていたのか分かりました。
・思うことが多々ありましたので、職場に帰り見直していきたいと思います。とてもためになりました。参加してよかったです。
・改善点あり。今日のミーティングで実践予定です。
・日々の仕事を再認識出来た。客観的な記録が残せるよう更に意識を高めていくと共に、職員の指導に活かしたい。
・定期的に記録の研修、または久田先生の久田節を聞いてモチベーションがあがりました。明日からまた頑張れる気がします。
・日々の記録の振り返りや反省になりました。また、他の職員にどのように指導していくとよいか参考になりました。
・記録の大切さを再認識できました。今後も適切な助言ができるよう今回の研修を活かしていきたい。
・自分を振り返るチャンスになった。とても刺激になった講演でした。メッセンジャーにもなりたいと思いますが、まずは自分が良いケア(正しいケア)ができるよう努力したいと強く感じました。
・今一度、記録の重要性を再認識しました。明日からの仕事に役立てたいと思います。
・自分の記録の見直しをし、より良い対応ができるよう努力したいと思います。
・何回目かの記録の研修で大切さの再認識をしました。