研修会・講習会 実施報告

介護研究セミナーⅥ 実施報告

平成25年6月29日、山口県セミナーパークにて介護研究セミナーⅥ研究発表会が開催されました。平成19年より広島国際大学医療福祉学部教授矢原隆行先生のご指導により実施されているセミナーも年々成熟度をましてまいりました。今回の研究発表は、3題行われ「グループホーム職員の認知症に対する不安と自己研鑽の状況と継続意思の関係性について」「広報誌を用いたストレス解消法の提供・共有~介護職員が行っているストレスマネジメントの工夫に関する調査より~」「介護福祉士と看護師の相互の役割と期待をめぐる課題(2)~介護福祉士と看護師の連携の認識に関す一考察~」と、介護福祉士を取り巻く環境や状況も幅広く、そこでケアを行う我々が、何を感じ、何に悩み、専門職としてどのように利用者や自分自身をケアしていくか、大変興味深い発表となりました。また、前年度に引き続き、滋賀県介護福祉士会事務局の砂田様、宇部フロンティア大学人間社会学部准教授大畠啓先生にもご参加頂き、貴重なご助言を頂くことができました。平成26年度には、山口県で日本介護学会が開催されます。全国規模の学会が山口県で実施され、山口県の研究を全国に発信する絶好の機会となります。今後もより良い研究が行われ、このような発表の場を積み重ねていくことで、介護福祉士の専門職としての位置づけの確立へと繋がるよう願います。

文責 井下

 

 

 

研修会実施後に頂いたアンケートの一部をご紹介します。


・初めて参加しましたが、介護福祉士の皆さんがよく勉強されている姿を見て驚きました。勉強になります。発表を聞かせて頂きありがとうございました。
・現場の意見を吸い上げる形での研究には意識を高められる。
・介護福祉士の専門職としてのレベルアップが病棟やチーム力の向上につながる。他の病棟の方からも同じ意見が聞けて心強く安心した。
・看護師と介護士の連携についてよくわかりました。今後、介護福祉士として自己研鑽していきたいと思います。
・パワーポイントの作り方など参考になった。
・他施設の現状、問題点を知ることが出来ました。
・広報誌がとても良かった。参考になった。
・宇部小野田(新規)・・・アクションリサーチがんばってもらいたい。
・下関・・・広報誌の作成というアイディアが良かったと思います。
・宇部小野田(継続)・・・次の発表も聞きたいです。
・発表は勿論、質疑応答でよりその内容が深まった。質問の仕方も含め参考になった。
・毎年聞きに来ているが、いつも参考になる。