研修会・講習会 実施報告

急変時の対応 研修会 実施報告

7月15日(日)、山口県セミナーパークで急変時の対応の研修会がありました。講師は山口県介護福祉士会でもおなじみの大田仁史先生のご紹介で、阪和住吉総合病院副院長の美濃良夫先生でした。
この日の受講者は何と190人!いろいろな研修会に参加していますが、滅多にない人数で、それはもう圧巻でした。それでも受講できなかった方も多数おられました。さすが介護福祉士です。命の現場で働いており、命の大切さを理解しているんだなと感じました。
痙攣、てんかん、脳卒中、誤嚥、誤飲、のどの詰まり、入浴中の事故、骨折などで、一つ一つの症状や対応を具体的に分かり易く講義されていました。中でも「事故対応の事例の方法は良かったのだろうか?」とQ&A方式のお話もあり、とても勉強になりました。真面目な講義だけでなく、さすが関西の方といったユーモアもあり、緊張とリラックスの連続で正直うとうとする暇もなかったです。この内容で参加費2,000円!!会員でよかった~と思えた一日でした。
今日ならったことを現場で活かせるよう努力していきます。

末永

 

 

 

研修会実施後に頂いたアンケートの一部をご紹介します。


 ・今までハイムリックを行ってきたり、背中を叩いていたことがウソのように思いました。きちんと習ってよかったと思います。病院なのであまり慌てることはないのですが、知っていると知らないのでは心の持ち方が違うと思うので今日は受けて良かったと思います。
・急変時の対応と言っても、様々な状況があり、その状況に応じての対応の仕方が学べてとても勉強になりました。腹部の突き上げ法は、間違った対処方法を覚えていたので、今日きちんとした対応を学べてよかったです。
・症例を交えながらの説明で分かり易かったです。腹部突き上げ法、背中の叩き方など、具体的に見ていただき、よかったです。
・研修を受けて「おー!」と思うことが多かったです。様子の変化をよく見て、早期に症状の発見ができるようになったと思います。とても勉強になりました。
・ レジメがないので、メモを真剣に取ったので集中して良かった。
・ 日頃の業務で出くわす事例も多く、とても参考になりました。また、自分でメモを取る形式は頭に入りやすかったです。先生のお話がところどころジョークも加わり、少しも眠くならなかったし、あっという間の5時間でした。今日勉強した事をしっかり頭に入れて職場のスタッフにも伝達し、日々の業務に役立てたいと思います。ありがとうございました。
・ とても分かりやすいです。処置法、対処法を記録して表を作って貼って、いつも職員が見られるようにしておこうと思いました。土日は、NSも休日であり、介護職員だけになり、不安を感じていたので役に立つと思いました。
・ 聞き手に合わせて分かりやすい表現を用いたり、身近な事柄を例に挙げて下さっていたので難しく考えずに学ぶことが出来ました。注視すべき事、必要な対処、留意点など、急変時に適切な対応が出来るように、また、急変時にすぐ気付く事ができ、悪化を防げるように努めていきたいと思います。急変時対応マニュアル、是非、購読したいと思いました。学べる機会を作って下さってありがとうございました。