研修会・講習会 実施報告

介護研究セミナーⅤ 実施報告

平成24 年5 月12 日、山口県セミナーパーク大研修室にて、介護研究セミナーⅤ研究発表会が開催されました。
今回の研究発表会では、ボディメカニクスの活用についてビデオ撮影による実験研究や接遇、チームケア、ストレスマネージメントなど現場の声を反映した研究、介護福祉士と看護師との連携について、介護福祉士の意識調査などテーマも多岐にわたり、大変興味深い発表会となりました。
平成19 年から広島国際大学医療福祉学部 准教授 矢原隆行先生のご指導により実施されている介護研究セミナーは5 年目を迎え、研究内容もより習熟度を増してきました。
平成23 年度から、新たに研究を志すグループを研究経験者が地域でサポートする、『チューター制』も取り入れ、山口県介護福祉士会の介護研究は発展をしています。
会場には、山口県県介護福祉士会の会員の皆様の他に、他県(滋賀県・広島県)から参加もありました。また、平成24 年度介護学会開催の滋賀県介護福祉士会 事務局の砂田様、宇部フロンティア大学人間社会学部 准教授 大畠啓先生にもご参加いただき、貴重なご助言をいただきました。
6 月からは、介護研究セミナーⅥも始まり、4 グループが今年度も研究を始めております。
今後も、皆様の研究が素晴らしいものになりますように、期待いたします。

 

 

研修会実施後に頂いたアンケートの一部をご紹介します。


・研究テーマについて研修→改善→数字に表す→国レベルの介護の方向性と言う意味で研究テーマを持つこと、研究をしてみることの意義・必要性を感じた。

・興味あるテーマが多く、すべて参考になったと思います。過去3回発表を聞いてきましたが、年々すばらしくなってきていて、すごい!の一言です。

・発表に対しての分析もそうですが、次に繋がる様な内容、日々の業務の中で興味ある内容ばかりでとても良かった。

・1年かけ研究に取り組む姿勢にモチベーションがあがりました。一つのことに対しての見方がたくさんあることに気付くことができました。

・普段当たり前と思っていることに気付き、研究対象として研究できることはすごいことだなと思いました。

・日々の業務におわれ一日が終わる事だけに満足しがちで、新しい事に取りかかる事できずにいましたが、少し前を向こうと意欲が出ました。

・助言者の意見が私達の仕事に対してとても勇気づけられます。参加することで自分自身のモチベーションが上がり、より活き活きできたことに感謝致します。

・2回目の介護研究セミナーへの出席となりましたが、私にとってはレベルの高い研究発表会であった。とても良い勉強をさせて頂いたとの想いです。資質向上にむけてもっとスキルアップをと感じた一日です。