研修会・講習会 実施報告

記録の研修会 『福祉現場における記録の意義と目的-どうすれば利用者本位のサービスの理念に基づく業務日誌・ケース記録が書けるようになるか-』

平成23年9月17日(土)、18日(日)の両日、山口県セミナーパークに於いて、日本女子大学教授、久田則夫先生をお招きし、『福祉現場における記録の意義と目的‐どうすれば利用者本位のサービスの理念に基づく業務日誌・ケース記録が書けるようになるか‐』と題して記録の研修会が行われました。

午前中はレジュメに添って分かりやすい講義がありました。受講者の皆様から事前に提出してもらっていた事業所で使っている日誌・ケース記録等について、それぞれに久田則夫先生からコメントをいただきながら、様式や書き方(表現方法)などを見ていきました。

午後からはグループディスカッションで、グループに分かれて自己紹介し、司会進行役を決めて、それぞれの記録様式の違い、記し方の違い、どんな点が参考になるか、どんな点を改善すればもっといい記録になるかなど、熱い討論が繰り広げられました。最後にグループ内で一番良いものを決め、グループ発表は行われました。

 

今回の研修は記録の研修でしたが、ただ単に記録についてだけではなく記録を通してサービスの向上について考えるものであり、同職種間の交流を深める研修でした。各事業所に持ち帰り、記録の改善に役立つ事を願っています。

 

久田則夫先生、長時間ありがとうございました。

受講生の皆様、お疲れ様でした。