TOP > 研修のご案内 > 研修会・講習会 実施報告 > 腰を痛めない介護技術研修第2弾~安全な利用者介助ベッド編~ 実施報告【2016.9/24,9/25】

腰を痛めない介護技術研修第2弾~安全な利用者介助ベッド編~ 実施報告【2016.9/24,9/25】

昨年に続き、森ノ宮医療大学保健医療学部 上田喜敏先生を講師にお招きして、安全な利用者介助研修を2 日間行いました。
まず、腰痛の現状と予防・安全な介助作業を人間工学の視点から基本理論を学び、腰痛対策を行うことにより、介護者は腰痛の無い作業ができ、利用者は快適な介助が可能となることを学びました。
午後からいよいよ実際に介護技術を行いました。最初にベッドの高さの違いによる身体への負荷を体験しました。介護の現場では、一日に何度と繰り返され、特に気にせずベッドの高さを変えることなく行っていたことがこんなに違うのだと、痛感しました。次に、ベッド上を転がしながらの移動には、「えー、どうして」と受講生から声が上がりました。
先生から腰に負担の無いよう重心移動の説明を受けますが、いざ行うと頭で理解しているものの、日頃の指先や腕の力を使う介助になり思うようにはいきません。モデルと介助者を交代し、お互い助言しながら繰り返しました。
2 日目は、スライディングシート・スライディングボードの福祉用具を活用しての介助方法を学びました。最近はスライディングシート・スライディングボードを活用している事業所が多くなっていますが、使用する根拠や方法が曖昧のまま使用していたことに気付きました。スライディングシートの敷き込み方や敷き込む位置で摩擦力が全く違うことから、利用者負担また介護者の負担の大きさの大きさを体験しました。スライドボードの活用が現場でなかなか難しい原因の一つに、「時間がかかる」が言われています。今回、正しい使い方を学び、技術を身につけることにより、時間がかかることは無く、むしろ利用者の負担は少ないことを知りました。
介護の現場では1日に何度と繰り返される動作を、研修の中でひとつひとつ検証してゆき新しい発見がたくさんありました。力の介護が利用者・介護者両方に負担があり、介護者の腰痛の原因になることを再認識し、職員みんなが、知識・技術を習得し安全で安楽な介助が出来るよう研鑽が大切だと思いました。

 

 

アンケート(PDF)

 

ページの先頭へ